<医療改革に関する疑問。>(るいネット98081)
最近、長野県をはじめ地方の農村などで、高齢でも働けるうちは働いて(入院や延命治療することなく)コロリと死ぬという意味で「ピンピンコロリ」をコンセプトにして、老人が働ける環境を整備する動きがあります。
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◆その長野県は「一人当たりの老人医療費」が全国で最も低い県。
その理由を統計データからみると、
長野県 順位 全国平均
平均寿命(男子) 78.90 <1> 77.71
平均寿命(女子) 85.31 <3> 84.62
一人当たり老人医療費(万) 61.2 <1> 75.20
入院件数(100人あたり) 63.67 <3> 80.00
外来件数(100人あたり) 1,445.79 <3> 1,564.70
平均在院日数 20.8 <1> 36.40
一人暮らし高齢者率(%) 9.59 <34> 13.78
在宅死亡率(%) 16.6 <3> 13.00
65歳以上の有業率(%) 30.7 <1> 22.70
◆一方、老人医療費がもっと高い北海道では、
北海道
平均寿命(男子) 77.55 <28>
平均寿命(女子) 84.84 <18>
一人当たり老人医療費(万) 92.07 <47>
一人暮らし高齢者率(%) 16.32 <9>
在宅死亡率(%) 8.77 <47>
65歳以上の有業率(%) 18.3 <43>
※長野県(リンク)、統計局(リンク)、厚生労働省のデータより作成
◆仕事=役割があること、廻りの家族や地域との関係などが、高齢者の活力(=病気をしない)を生んでいるようだ。「タタミの上で死にたい」と聞かれるが、それを可能にする環境が残っている。昔ながらの地域共同体が色濃く残っていることが大きな要因なのだと思う。
『高齢者の役割⇒活力を作り出す』
これが、医療費削減の一つのヒントになるのでは。
by サイコウ
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