「食の安全・安心」より「自由な貿易」を選択する人たち
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◆産経『輸入解禁12日にも決定 米国産牛肉、2年ぶり』(リンク)
プリオン専門調査会によれば、BSEの病原体がたまりやすい危険部位の除去や生後20カ月以下という輸入条件が順守された場合、北米産と国産のBSEに対する「リスク(危険性)の差は非常に小さい」としている。
⇒しかし、アメリカの飼料規制が、BSEの蔓延防止のためには、非常に不十分であると、多くの専門家が指摘している。
実は、アメリカでは牛由来の肉骨粉を牛に与えることは禁止されているが、これを豚や鶏に与えることは禁止されていない。また、鶏糞や鶏舎のごみを牛の飼料とすることが許可されている。
その鶏糞が毎年100万トンも牛に与えられているが、鶏舎の床などからかき集めるために、この中に肉骨粉入りの飼料が混入している可能性が大きいと考えられている。米国食品医薬品局(FDA)は、肉骨粉の鶏糞への混入率を30%程度と見積もっている。
プリオン調査会はこの事実をどう受け止め判断しているのだろうか。アメリカに押し切られ、このまま輸入再開すれば、リスクは計り知れないのではないかと思う。事実が明らかになっていない段階で、「自由な貿易」と「食の安全・安心」を天秤にかけるのは明らかに誤りである。
★参考ブログ:BSE&食と感染症 つぶやきブログ(リンク)
◆CNN『世界一の高層ビル建設で地震が増加 台湾研究者が指摘』(リンク)
台湾で世界一高い超高層ビル「台北101(高さ508メートル)」。その建設が始まって以来、台北市で地震の発生回数が増加している。まだ明らかになってはいないが、建物の重さが、地盤の軟らかい部分に影響を与えている可能性があるとしている。
⇒どんなに技術が発達しようとも、自然の理を超えることはできない。自然を利用すれば、多くの要因が重なり合い複雑な影響を生み出す。それは複雑すぎて予測は不可能。
人はそんな自然の中で行為を行うことを忘れてはいけないのだと思う。環境問題を考えればそれは明らかなはず。目先の利益の追求を脱し、本当に何が必要なのかを考える必要がある。
by サイコウ
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吉岡治(詞)・小林亜星(曲)『あわてんぼうのサンタクロース』。 なんだかなあ。北
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