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新しい潮流8 現実を対象化するための概念装置
四方勢至 老年 京都 編集 02/03/18 PM05
しかし、人々の意識(本源収束・社会収束)を直視し対象化するには、切開する概念装置が必要である。現状、潜在思念は現実を対象化して深い所で何かを感じているが、極めて不鮮明なまま潜在していて、顕在化してこない。
この潜在思念の感じる不鮮明な可能性を顕在化させたものが、パラダイム転換論や史的構造論etcの答えである。
これらの答え=構造認識は、潜在思念の実現観念態であると同時に、潜在思念が現実を対象化する(=更なる可能性を模索する)概念装置でもある。
従って、答え=構造認識を共認できれば、可能性も⇒答え欠乏も(⇒更なる探求も)全てが顕在化してくる筈であり、又、その構造認識それ自体が現実(≒意識)を対象化してゆく概念装置ともなる。(逆に、答え=構造認識を共認できなければ、可能性も答え欠乏も、潜在したままで顕在化しない。)

人々の潜在思念の認識収束を顕在化させ、新しい認識=構造認識の必要に気付いてもらう為には、例えば次の様な言葉が有効だろう。
@まず私権の衰弱⇒本源基調・外向基調という状況認識。時代はとてつもなく深い所で、大きく動いている。従って、古い私権観念で新しい現実を「関係ない」と捨象していたのでは、自分が貧しくなるばかり。深い所で大きく動こうとしているものを、しっかり対象化し、鮮明に把む必要がある。
Aこれまでの観念は、不全と現実否定に基づく頭の中だけの倒錯観念だから、役に立たない無用の認識となったのだ。今求められているのは、現実否定から現実肯定へと観念パラダイムを180°逆転させた、全く新しい認識である。
Bそれは、本源基調・外向基調という新しい現実を、サル・人類の原基構造にまで遡って、肯定的に対象化した構造認識であり、この構造認識という概念装置を身につけることによって初めて、新しい現実の可能性が鮮明に見える様になる。
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