271688 | ・男と女・性・婚姻 | ||||||
「家庭か会社か?」の葛藤どうする? | |||||||
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>昨日の発表に奥さんに来てもらった。 >思った以上に家族の前で発表するという事は緊張した・・・ (「エンゼルカレッジ … 妻来たる」毛呂さんmsg:271585) まずは、発表、お疲れ様でした! 私もはじめて参加させて頂き、投稿で目にしていた面々のお名前と顔・人柄が完全に一致し嬉しく思うと同時に、メンバーの皆の謙虚さ、学びたい、少しでも職場を良くしたいという強い意欲を感じ、一緒に追求する“仲間”だという意識が高まりました。今後ともよろしくお願いします! で・・・家族の前で発表すると緊張するのはなんでだろう?についてサロンで考えてみました。 私もどちらかというとこれまで家族を会社のイベントに連れてきた方で、現在も息子が時々勉強会に参加しますが、確かに「家庭での自分」を会社の皆に見られることや、「会社での自分」を家族に見られることは、なんとなく恥ずかしさ(?)を伴うものです。 一般的にも、毛呂さんが仰るように、家族を会社に連れてくるのはもちろん、仕事の話しを一切家庭ではしない人が大半なのではないでしょうか? これは、本質的には元々生物において一体であった「闘争(生産)」と「生殖」の2大課程が、市場拡大の流れの中で「会社(生産)」と「家庭(生殖)」という形に分断された結果であり、各々の空間では外圧も課題も全く異なってしまっているため、必然的に双方間での課題共認(=相互理解)が成立せず、常に「家庭か会社か?」「子供(奥さんやだんなさん)か仲間か?」といった葛藤が生じ、100%の活力を妨げてしまっています。 因みに、最も大きな問題は、「家庭」は闘争・生産過程から生ずる外圧が作用しない密室空間化・無圧力化しがちであり、結果、“教育機能”を喪失してしまっている点です。 例えば、「闘争」と「生殖」が一体であった農村共同体では、大人たちの背中を通じて子供達も十分「外圧」を感じることができ、「学校」に行かずとも皆の役に立つまっとうな大人に育っていました。 (参考:「密室家庭は人間をダメにする」http://www.rui.jp/ruinet.html?t=400&o=10089&k=0) その意味で、できるだけ家族を職場に連れてきたり、家庭で仕事の話をし、あるいは(カレッジで)学んだことを話すことで、両者の距離は縮まり、少しずつでも課題共認(=相互理解)が形成され、「働く場」も「家庭」も安定していくことは間違いありません。もちろん、闘うお父さんの姿を見ることは、子供達にとってもプラスです。 (私ごとですが、るいネットの新認識群は、これからの大転換の時代を生き抜いていく上で不可欠なものであり、自分の家族、特に息子達には是非学んで欲しいし、そのために勉強会に参加することを非常に嬉しく思っています。) 突き詰めれば、(先日のカレッジで発表された3つの問題に共通する根本原因でもある)市場拡大の歴史の中で破壊され続けてきた、“闘争と生殖を包摂する共同体”の再構築が、人々の安心基盤を再生する上でも、教育機能再生の場としても重要であり、その突破口が、日々外圧と対峙する「企業の共同体化」だということです。 |
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