40913 ・社会統合 ・幼・少・青・壮・老 ・仕事・起業・共同体 ・認識論 ・市場時代 
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
岡田淳三郎 60代 大阪 経営 02/09/27 AM05
私権の衰弱に伴う「集団」からの離脱ベクトルがどんどん強くなってゆく流れの中で、「集団」を母胎とする古い人間関係もどんどん影が薄くなってきた。
考えてみれば、夫婦であれ、同僚であれ、旧友であれ、その関係の先にはもはや何の可能性も見えず、会話も同じような話の繰り返しで本当はお互いに飽き飽きしている。だからこそ、いつも「何か面白いことはないか」と探し求めるのである。

そこで、まず「集団」の外に、新しい仲間を求めようとする。これが、人(ヒト)収束の潮流である。しかし、メル友を求めても、あるいは旅行に出かけても、イベントに行っても、サークルに入っても、それが現実から逃避した活動である限り、その先に何の可能性もなく、すぐに飽きたり虚しくなるのは、古い関係と変わらない。
メル友にしろ、イベントにしろ、サークルにしろ、それら「集団」の外に求めた筈の関係が古い関係とあまり変わらず、相変わらず充たされ無いままに留まっているのは、それらが(現実逃避ベクトルに貫かれたままであるが故に)人収束の更に奥にある当事者欠乏を充たすことが出来ていないからである。
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