671 ・男と女・性・婚姻 
最初の一歩、でも最後まで一歩ずつ
西知子 26 京都 秘書 01/03/01 PM06
>こうなってしまった大人たちが子供のように充足するためには、もう一度子供の心に還る必要があるのでしょう。それは、確立した自己を取り払うということと同義だと思うのですが。

私も、“自我を捨てる”とかいう言い方をしてきたんですが、実はそれでは答えになっていないですよね。

そうなりたいと思ってすぐ出来る場合はいいけど、ほとんどが出来ないから今のような状況になっているということは、「じゃあどうすればいいのか?」が次に必要になってくる。

色んな人が懸念しているように、「こびりついたものを取り払わなきゃ」なんて考えるとどうしていいのか分からなくってかなり難しく思えてくるけど、私は、自己満足に替わる価値や充足を積み重ねるだけでいいと思う。

誰にでも優しくしてるのを見たら、嫉妬どころか惚れ直してしまったり。
何にでも熱中してるの見たら、寂しいどころか応援してしまったり。
他の人にも想われてるの知ったら、不安どころか尊敬してしまったり。
そして、そう思える男の人たちとそう思い合える女の子同士と、みんなで「優しいよね」「有難う」「頑張ってるよね」「すごいよね」「嬉しいよね」って、一緒に居られたらきっと愉しい。

今どれだけ自我が強いかなんて、大した問題じゃない。
「で、それがどうしたの?」って思う。

人を否定視する気持ちと肯定視する気持ち、両方あるなら後者を伸ばしてゆけばいいだけ。誰にも自我回路と共認回路があるのなら、共認回路を使って自我回路を使わないようにしていけばいいだけのこと。

ただやっぱり、「感謝する」「応えて悦ぶ」の在り様は、自我や打算にまみれた現代人の「満足」でなく、未開部族や幼児の心を参考にするのがいいと思いますが。
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