74467 ・社会統合 
『なるほど!』と思ったことを、そのまま伝えればいい。
浅田祥幸 25 愛知 企画 04/07/05 PM06
「何で自信を持って答えられるんですか?」先日お客さんから聞かれた。

これまで幾度となくお客さんからの「なんで?」という疑問に答え、『なるほど!』と共感してもらえた。その充足体験こそがその「自信」につながっているんだと思うけど、それがどんな時かって言うと、それは『媒体』になれた時なんじゃないか、って思った。

自分の意見なんて全然しゃべってない。
例えば、なんでや劇場で『なるほど!』って思った話。
例えば、他のなんでや露店主の話で『なるほど!』って思った話。
例えば、お客さんから出てきた『なるほど!』って思った実感。
例えば、なんで屋をやっていて『いい場だなぁ!』って思った事例。

それをそのまま伝えているだけ。実はそれがいちばん相手に伝わるんだと思う。そしてその時相手が『なるほど!』って思って、他の誰かに伝えた瞬間、そして新たに「なんでだろう?」って考え始めた瞬間、その人もまた新たな『媒体』になる。

人と人を繋ぐもの、それは『なるほど!』と思える答えであり、それを伝えることは、どこでだって、誰にだってできること。そんな『充足媒体』をいっぱいいっぱい作り出していく。それが最前線の「なんでや露店」の役割であり、それを全うするためには、自らも『媒体』になることなんだと思う。

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