98360 ・社会統合 
援助はいらない!
山田由美 22 岐阜 会社員 05/10/02 PM02
先日、ネットに次のようなニュースが掲載されていた。

<ニジェール>「援助いらない」と、国連やNGOに撤退要求

 【ヨハネスブルク白戸圭一】深刻な食糧危機が発生している西アフリカ・ニジェールのアマドゥ首相はこのほど、英BBC放送のインタビューで「我々の尊厳は苦境に立たされている。もう食糧援助は必要ない」と述べ、国民の「援助依存」を防ぐために食料援助を実施している国連や国際NGO(非政府組織)に撤退するよう求めた。
 一方、ニジェールで緊急救援をしている国際NGO「国境なき医師団」は、食糧不足による死者が相次いでいるとして支援継続を主張。食糧援助のあり方を巡り、認識の違いが顕在化している。
 アマドゥ首相は自国が穀物の収穫期を迎えていることを踏まえ「収穫は順調で、国民は自活できる」と主張。「援助をやめてもらえば、ニジェールは援助に依存しない国になる」と国際社会に支援打ち切りを訴えた。
 これに対し、国境なき医師団は16日、「食糧配給を増強すべきだ」との声明を発表。この中では、ニジェール東南部ザンデールでの調査で5歳未満の子供の5人に1人が栄養失調になり、調査対象家庭の90%が「食糧がまったくない」と回答したと指摘した。
(毎日新聞) - 9月19日18時19分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050919-00000029-mai-int

これ、あまり大きなニュースとして扱われていませんが、一国の首相が援助を拒否したということは、結構衝撃的なことだと思います。

確かに、国境なき医師団の調査結果にあるように、
>5歳未満の子供の5人に1人が栄養失調になり、調査対象家庭の90%が「食糧がまったくない」と回答した
という現実もあることも確かだと思います・・・。

しかし、現状のNGOの活動は一方的な援助でしかなく、その場しのぎのものでしかなかった。結局、根本的には何も解決にもならない、また、将来の可能性が見えない。

だから、援助を拒否してでも社会や経済を立て直していく方向へシフトしていこうとしているのだと思います。

富む者から貧しい者への一方的な援助ではなく、貧しい人々が如何に自分たちで自立した社会や経済を作っていくかを援助していくことが、長期的な目線で見たときに本当に必要な援助なのではないか?
これまでの援助の形ではない、新しい形の援助が求められているのだと感じました。
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