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言論界の秩序再編こそるいネットに今期待されている
山澤貴志 40 鹿児島 ITコンサル 05/10/18 AM01
選挙が終わり1月が経過した。なんかおかしいぞ〜という大衆の空気はこのまま一気に反小泉・反マスコミへと盛り上がりをみせるかと思いきや・・なんとなく諦めモードというか。前原民主党が小泉以上にアメリカ追従になってしまったこともあって、全然盛り上がらない。そして、選挙後の路上アンケートではこうなったからには期待するしかないでしょって感じが多い・・しかし。
>表面的には、国民を巻き込んだ政治熱(選挙フィーバー)は沈静化しつつある。しかし、いろいろな人の話を聞くと(これまでの選挙とは異なり)、人々の心の奥底には、釈然としない思い、違和感が、かなり残り続けているように感じる。msg:98660

そんな中、義理の弟(妹のダンナ)とあって、確信した。彼曰く
「今回の選挙で思い知った。同じ一票なのに、僕らはなんと非力なのかと。吊広告で池田大作の顔をみるたびに、悔しい思いを毎日している。僕らが力を結束できる場はないのかと」
>再度原点に立ち返り、身の回りからも認識仲間を増やしていける、そんな時が来たと実感できるのである。msg:98949

面白いなあと思った点は、注目すべき敵対勢力として彼が創価学会=公明党を例に挙げたところ。現在のマスコミのおかしさを認識したのなら、「マスコミと直接対峙するmsg:97648」路線もないではないが、彼はそうではなくて地域に集会所を設け、頻繁な寄り合いを土台に政界へと進出していった公明党をひとつの反面教師に、新しい運動を作るしかないと考えているのだ。確かに露店でも「マスコミもそうだけど、私たち自身が目先収束しちゃってるから。あれが忙しい、これが忙しいとかいって社会の事には観客のまま。まずそこから私たち自身が変わらないと・・」という発言がお客さんから返ってくることが多い。やはり、批判の封印という意識潮流は今後の共認運動の展開を考える上で避けては通れない。批判の封印を前提とした上での運動論は自ずと「既存メディアや政党はほって置いて、共認できる仲間を土台に新たなネットワークを広げていこう」という教団に近いスタイルになるしかないのではないか。

しかし、一方で教団に見られる純血主義的・原理主義的な運動論には可能性を感じられないという感覚も残る。彼曰く「コツコツやってたんではメディア支配に抗することはできんのじゃないだろうか。小泉ばりの注目を集める動きが不可欠」

確かに注目共認の形成は収束不全下においては必然的な現象だとも言える。
>何故注目度が決定的に重要になったのか?・・現在人々は、同じく収束不全(本能不全)に陥った原猿時代の回路を使っているのではないかと思う。事実、原猿時代の共認機能形成の過程を辿れば先ず「相手注視(注目)」があった。msg:98338

では一体、何が最も注目を集める事件足りうるか?現在の政治関心のたかまりの背後にあるものを再度検証すると
>「政界の体制変革を促すものではないか」という期待感msg:96379
こそが期待の中心であることが改めて認識されてくる。確かに、解散直後の再編期待があった時期が最も関心が高く、現在はいいなり議員ばかりなので関心が下がってしまった。また小泉とマスコミが呉越同舟している基盤も「自民党をぶっ壊せ=政界再編への期待感」だし、結果として小泉圧勝に終わったものの、それすら自民党内の利権体質の一掃、改憲論議が活性化する=政界再編への第1歩として前向きに捉えている人が多い。

そのように考えると、思想界というか言論界ほど、古色蒼然とした世界はない。未だに左翼か、右翼かで論壇が二分され、知識人も色分けされている。そしてこの言論界の体制再編の遅れが、メディアがゴマカシ一色に染め上げられていった(とりわけ左翼系メディアが自民党支持に流されていった)直接の理由だとも考えられる。もしかするとるいネットに今最も期待されている役割はこの言論界の秩序再編ということではないだろうか?

既にブログ界にも言論界再編のうねりが起こりつつある。msg:99056ごまかしだらけのマスコミとわかりやすさを信奉する目先収束した大衆を現在の中道・正統とするならば今や左右両翼からそのゴマカシに対する危機感と現状打破の期待がうず巻いている。こうした探索派を結集し、まさに事実を持って統合することこそるいネットの役割ではないか。と同時に「現在の純血的な地味さを超えて、多士済済なメンバーをそろえることができれば=左右両翼の結集が実現されれば」ある意味歴史的な大転換を感じさせる事件足りえるのであって、るいネットが一気に注目共認を得ることも可能となるのではないだろうか。そしてそれは事実の認識という切り札を持つるいネットにしかできないことではないか。

なんでや・るいネットももう一段階の戦略的転換の時を迎えているのだと思う。
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