露店は本当に『実践の場であり勉強の場』か？ より 101826
＞露店でお題デモをやるというのは、駆け出しの露店主にとってはお題の練習にもなるし、ファンにとってもお題を聞いてこれまた勉強の機会になる、とこれまで私は聞いていました。
駆け出しの露店主の「勉強の機会」というような状態を作り出すためには少し工夫が必要だと思っています。
前提として駆け出し（完全ひとり立ちが出来ない段階）の露店主が、ファンに対して特に新たなお題をやる場合を設定。
駆け出し露店主がファンに対してデモを行なう。デモに引き付けられて覗き込むお客さんも入ってくる可能性もある。
＞ところが、不得手な者同士がやっとのことで追求している様子というのは、周りを見る余裕もないし論理が迷走しているから通行人も何をやっているのか分からない。
⇒お客さんは足早に去っていく。
このような状態を防ぐために、駆け出し露店主がデモを行なう場合、必ず師匠が同棲するということ。師匠はデモを聞きながら
＞取り上げた問題の構造がきっちりと把握されており、「なぜこんな事象が発生したのか」「構造的により深い原因はなにか」「ではどうすればいいか？」といった論旨が明確で、答えが提示されていた。
という状態に導く必要があると思います。同時に
＞個人の不全を即興で出されてそれに対して答える形というのは、
基本的には、師匠が私的不全を社会不全に置き換える役割の担う必要があります。
＞私的不全に完全にはまり込んでいるようなお題をいくら展開しても、それを見て通行人が止まって一緒に聞きはじめるようなことにはなりにくいでしょう。
まさに、その通りだと思います。
＞その点から考えても、共認運動の裾野を広げる＝まだ構造認識を知らない人にも聴いてもらえるようにするには、やはり社会的な視点からお題を選ばないと難しいということが言えると思います。
ファンだけでなくお客さんであっても社会問題を扱っても、私的不全は必ず出てきます。そこで最後にどのような私的不全（質問）が出てくるかといったことを抽出し、対応方針を決める。
というようなデモを師匠の前で２回程度（もちろん、駆け出し露店主の事前勉強具合にもよりますが）行なうことで、かなり改善されると思います。
＞“露店は本当に「実践の場であり勉強の場」か？”
「露店は実践の場であり勉強の場」は、駆け出しの露店主だけを対象にしているのではなく、経験豊かな露店主や師匠たちも対象だと思います。むしろ、経験豊かな露店主や師匠たちにとって「露店は実践の場であり勉強の場」なのではないでしょうか。
＞具体的には、やはり上記の２つの条件を満たしているお題を予め準備して露店に臨むことが必要
前述は、露店での工夫ですが、その前に宮島さんが言われるように、対面だけでなくブログやるいネットを十分活用して事前準備を行なう必要があると思います。
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11/24 21:26 │
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